カラーパープル
ウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作。
はるか昔に原作を読んだことは覚えているのですが
内容がちょっとぼやけかけていたので再確認も兼ねて鑑賞。
大まかにいえば、ウーピー演じる黒人女性が
父親や夫に暴力を振るわれながらもひたむきに生きていく姿を描いた作品。
これがウーピーのデビュー作というのは後から知ったのですが
そう考えるとこの人はとんでもない役者だなぁと改めて感心。
本当に彼女の演技が素晴らしくて、それだけでも観る価値はあります。
後半ウーピーが夫に対して積年の怒りを爆発させるシーンはスッキリ。
ただ、最後にその夫がとる行動がなんだか釈然としない感じではあるかな。
まあ彼もあんな風にしか生きていけなかったかわいそうな人なんだな、って
いうのも劇中では伝わってくるし、分かると言えば分かるのですが
個人的には映画のラストにそういうことは求めていないので
ちょっとその点が気になってしまいました。
二時間半とちょっと長めですが、
魅力的なキャラクターが多く出てくる映画なので
結構感情移入できる作品でした。
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